How's it going?・How have you been? ー Howを使った挨拶
How are you?以外にもHowを使った挨拶には、色々なものがあります。
例えば・・・
1. How are you doing?
2. How's it going?
3. How have you been?
これらの挨拶を日本語に訳すと How are you? と同じ「調子はどう?」となることがよくありますが、実はそれぞれには異なったニュアンスがあります。
① How are you doing? は一番 How are you? に似ていますね。
意味は基本的に同じですが、How are you doing?の方が少し砕けた感じがします。
② 次は How's it going? についてです。
直訳するとHow's it going?は「どう行っていますか?」になりますが、意味としては「どうですか?人生はうまくいっていますか?」の方が近いですね。
How's it going?の主語は How are you? や How are you doing?と異なります。How are YOU doing? は you「あなた」を指していますが、How's IT going? の主語は it です。このitは何を指しているのでしょうか?
正直のところ、私も How's it going? の it は何を指しているのかはっきりわかりませんが、おそらく相手の「人生」を指しているのだと思います。
私の感覚からすると、How's it going? と How's life? は同じ意味に感じます。
返答の際は、「Everything is 〇〇(good, great, terribleなど)」と答えるのが普通です。
<How's it going?の対話例>
👴: So, how's it going?
「最近どうなの?人生うまくいっている?」
👨: Everything going pretty good. I'm really enjoying my new job.
「まぁまぁいいよ。新しい仕事が結構楽しくてさ」

③ 最後は、How have you been?についてです。
How have you been?(略すとHow've you been?)はHow are you?と同じ単語を使っていますが、時系が違います。
How are you?は現在形で、今の調子を聞いていますが、How have you been?は現在完了形なので、最近の調子を聞いています。現在完了形は基本的に「前から今まで」の期間を指すので、一番最後に相手に会ったときから今までを指し、質問しているわけです。
返答の際は、前回紹介したHow are you?の答え方と同じ形容詞(good, great, terribleなど)を使いますが、主語を言うときにI'mではなく、I've beenを使うといいです。
<How have you been?の対話例>
👴: How have you been?
👨: I've been pretty good. How about you?
👴: Good, thanks.
<主語の省略について>
Howを使った挨拶に答えるときは、必ずしも主語を言わなくても大丈夫です。
例えば、How have you been?に対して、I've beenを言わずに、「Good!」だけでもいいですし、How's it going?に対して、「Everything is great!」ではなく、「Great!」だけでもOKです。
最後に😌
返答した後は、How about you? 「あなたは?」と聞くと、相手に同じ質問を簡単に返すことができます。 カジュアルな場面では、How about you? を略して、You?と聞くこともありますね。
